H-court(in八代)

H-court(in八代)

敷地面積:223.64㎡(約68坪)

延床面積:131.03㎡(約40坪)

構造:木造2階建て

受賞歴:くまもとアートポリス推進賞


<プランの骨格>

 

建設地は閑静な住宅地で袋小路の土地です。

 

北、東、南に2階建て住宅に囲まれた住環境は、日当たりの良いとは言い難い土地です。

 

そんな環境での家造りは、弱点克服の建設地再構築するため、光と風を引き込む屋外スペースの配置計画からスタートしました。

 

そして完成した家は、開放・光・風を感じられる住まい空間を可能とした3つの屋外スペースをもつコートハウスです。

 

 

ファサード:西側の外観です。夏の西日を避け、海風を引き込む形状 南西側外観:機能、構造、デザインを一体化した外壁傾斜角度 アプローチ:アプローチに沿った家庭菜園 LDKよりプライベートコート・和室を望む:年間の太陽の軌道を考慮し導き出したプライベートコートの形状と広さ。この土地の弱点である南面が、どの部屋にも陽射しが差し込み明るい住空間へ 和室よりプライベートコート→L→オープンコートを望む:建物全体の奥行を認識できる場所。奥行の深さを自然に感じるため、植栽等で視線を誘導。 オープンコート:西日を避けながら風を引き込むスペース。またこの家の縁側空間としての役割もあり、靴を脱がずお話したりお茶したりできるスペース プライベートコートよりLDKを望む 玄関:玄関から見える正面の庭は、光を取り込み風が抜けるスペース。また玄関、浴室、便所に面し、広がりに貢献 廊下:廊下左はプライベートコートに面し、右は収納列。生活感を見せない空間ながらも家事動線を考慮したスペース LDKから廊下を望む:手前のストリップ階段と廊下の先に箱階段があり、上下階が回遊できる配置 LDK:吹き抜けが繋ぐ1、2階一体の大空間 LDK キッチンより望む:住空間を一望できるキッチン 2Fフリースペースより内外一体の住空間を望む:開口は隣家のどうしの狭間に合わせて設置。その先には田園風景、桜並木、山並みを眺望 LDK キッチン 2Fフリースペース(第二のリビング):2階フリールームは将来の生活スタイルの変化に対応できるスペース。化粧梁現し部分は、将来床を増すことのできるよう計画段階から構造計算により大きさを決定 2Fフリースペース(第二のリビング) 2Fフリースペースより大開口、ルーフテラスを望む ルーフテラス:8帖程度あるルーフテラスは、クリア屋根を設置 2F主寝室:2階にある主寝室は、プライベート確保のため周辺の隣家の窓と合わせないよう配置 2F主寝室出窓 1F~2F第二階段 和室:客間として使用するだけでなく、コートを通してリビングの延長の畳の間でもある 和室 洗面浴室:浴室は一日の疲れを癒す場として、雰囲気と広がりを重視して計画 洗面浴室

 

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