回遊の平家(in合志)/House7C

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敷地面積:232.69u(約70坪

 

申請延床面積:101.27u(約31坪)

 

施工延床面積:130.26u(約40坪)

 

主要構造:木造平屋建て

 

竣工時期:H30年10月

 

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プランの骨格

 

建設地は、ひな壇の分譲地の一角です。

 

ひな壇の段差は人の動きの垣根になっているため、クライアントのライフスタイル動線を軸に計画をスタートしました。

 

その住まい空間は、行き止まりのない回遊できる動線計画となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


YM-House OPEN house
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△ 北東側外観

室内に陽射しを落とすため軒の高さをできる限り下げています。袖壁の斜め壁は、プライベートを守りながらも風を多く引き込むための形状となっています。

 

 

 

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△ ファサード

家の高さは、擁壁と一体感を持たせたボリュームになっています。

 

 

 

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△ 北西側外観

外壁小口はテーパー仕上げになっているのは、より風を引き込むためです。

 

 

 

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△ アプローチ

アプローチ横にテラスがありその先は、家庭菜園スペースです。北側ですが陽射しが落ちるような屋根の形状になっています。飛び石設置、植栽植え込み、栗石、玉砂利敷き込みは、DIYです。

 

 

 

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△ 玄関ポーチ

玄関ドアを開けたままでも、プライベートを確保しながらも風を引き込むように計画しました。

 

 

 

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△ 玄関土間

玄関は土足の多目的スペースです。開口は搬入口としての役割もあります。

 

 

 

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△ リビング

玄関土間からリビング、コート、子供室の繋がりを望む。

 

 

 

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△ リビング

内外一体の住まい空間です。

 

 

 

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△ リビングよりコート1を望む

 

 

 

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△ 間仕切

リビングと玄関土間は障子により間仕切ることもできます。プロジェクター正面の壁は、スクリーンでもあります。

 

 

 

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△ ダイニングキッチン

ダイニングキッチンから和室と2つ目の中庭を望む。天井は構造材の垂木現しです。

 

 

 

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△ ダイニングキッチン

調理師の奥様のおいしい料理で、毎晩ご夫婦で晩酌を楽しんでおられます。キッチン奥はパントリーとなっています。手前の黒い部分は、ワークスペースです。そこには、音響アンプやDVDデッキなどオーディオ関連を1ヵ所で収納されています。

 

 

 

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△ キッチンよりコート1を望む

キッチンから家族の行動をいつも意識できる位置に配置しています。

 

 

 

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△ パントリー

調理動線より配置した食品庫です。

 

 

 

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△ キッチンカウンター

 

 

 

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△ 畳の間よりLDK+玄関土間、コート1を望む

和室は、客間にもなるスペースです。間仕切ができるようロールスクリーンが仕込まれています。

 

 

 

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△ 畳の間よりコート1を望む

 

 

 

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△ リビングよりコート1通してプレイルーム、畳の間、コート2を望む

ひとつ目のコートです。日当たりの良い室内空間にするため、軒をできる限り低く抑えています。陽射しの強い夏は、コート全体にタープを掛けます。

 

 

 

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△ ダイニングキッチン

 

 

 

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△ コート1沿いの通路

 

 

 

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△ プレイルーム

 

 

 

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△ プレイルームより左側はコート1、正面はコート2、さらい奥は主寝室を望む。

 

 

 

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△ プレイルームよりコート1を通してリビング高窓を望む

リビングダイニング、玄関土間への日当たりを良くするハイサイドの窓です。軒の出は、夏の陽射しを遮る出幅となっています。

 

 

 

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△ 主寝室への通路、右側はコート2

回遊を可能にする通路となります。

 

 

 

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△ 主寝室よりコート1、コート2を望む

主寝室から廊下通じて一つ目のコートを望む。また左側は二つ目のコートに面しています。

 

 

 

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△ コート2

二つ目の庭造りは全てDIYです。

 

 

 

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△ コート2上部

 

 

 

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△ 脱衣室よりウォークインクローゼット、その先は主寝室

ランドリー室から主寝室を望む。

 

 

 

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△ 脱衣室から浴室へ

ランドリー室から浴室を望む。

 

 

 

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△ 浴室

浴室は、露天風呂のような癒しの空間です。

 

 

 

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△ 浴室天窓

 

 

 

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△ 洗面台

ランドリー室から洗面所、LDKを望む。

 

 

 

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家づくりのきっかけ・施主の要望

 

土地探しからのスタートでした。

 

たくさんハウスメーカーやビルダーなど廻られておられ、そのためか、各会社の営業トークを聞く中で、だんだん頭が混乱されて家を建てるべきかまで悩んでおられました。

 

その悩みの解消の相談のため当事務所にお越しになられました。

 

私からの最終的なアドバイスは「家づくりは、与えられた条件を選ぶものでなく、自分たちにあった条件を創り出すものですよ」でした。

 

 

 

 

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この事例の見どころや工夫したところ

 

ひな壇の土地は、どうしてもその段差が人の動きの壁になります。

 

ご家族は、元気いいいっぱいの2人の小さなお子様がおられます。

 

現地視察の際、段差を怖がることなく走り回るお子様たちの姿を見ると、ご夫婦はいつも心配で気にかけておられました。

 

そこで計画のスタートは、この土地の中でご家族みんなが安心しながらものびのび楽しんで生活できる空間構成を目指すため、まず家族の生活スタイルの中の各々の動線のリサーチから始めました。

 

その打ち合わせを繰り返す中で出来た家は、どこにいても行き止まりのないご家族オリジナルのすまい空間が完成しました。

 

 

 

 

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事例の進み方

 

土地探しの前にお施主さまのご要望をおうかがいし、そのうえでいくつかの土地を一緒に視察、検討しました。

 

土地+家の融資となりますので、候補の土地の方向が決まったと同時に計画をスタートしました。

 

その後、土地+プランと設計料にご納得されたうえで設計監理請負契約を交わしました。

 

そこから細かい具体的な打ち合わせをし設計図が完成させました。

 

次は施工業者決めるために3社の相見積もりを依頼しました。

 

その中から1社を決め、設計事務所の立ち合いのもと工事請負契約を交わし工事がスタートしました。

 

 

 

 

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印象に残っていること

 

家づくりの最終的な作業は、お施主さま自身でされました。

 

床フローリングの塗装や玄関アプローチの飛び石設置及び植栽植え込みなどです。

 

DIYには思えないくらい素晴らしい出来栄えでした。

 

 

 

 

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