TM-House/House10AAA
<我が家の骨格造り>
例年より早く梅雨入りの中
数回上棟日が変更になりましたが
無事、建ち上がりました。
ところで柱や梁は、家を形つくる骨格であり
力の流れのルートでもあります。
地震や台風などの横からの力で
この骨格が崩れないために固めていかなければなりません。
それが筋交いや耐力面材です。
ここで大切なことは、ちゃんと施工することです。
どんなに高耐力を謳い文句とした製品を使用しても
施工がダメなら意味のないでは済まされない場合があります。
指定された金物を
指定された位置に
指定された方法で
ちゃんと造っていくことこそ、
地震、台風から身を守る安心安全な家を手に入れることができるのです。
基礎から始まりここまでの家造りは
長く住み続けるための構造耐力部分となります。
<押し引っ張られる力から踏ん張る家の足!!!>
天候に左右される中、無事基礎が完成しました。
家を支える硬さだけでなく、粘りの要である鉄筋を錆びないよう保護する役割も持つコンクリート!
その指定された強度のコンクリート基礎を造るため、気温や天候の変化に対応しながら施工期間1ヵ月をかけ完了しました。
<家の粘りは足元から!!!>
本日、基礎配筋の検査を行いました。
家の重さや外からの力(地震や暴風・・・)を地盤へと伝える基礎は、硬さと粘りが重要となります。
硬さはコンクリートの役割で、粘りは鉄筋の役割、その良いところを掛け合わせたのが鉄筋コンクリートです。
昔は石の上にのっかっていた家から、今では工学的算出された鉄筋コンクリートの基礎が主流となり、誰もが構造的に安全確保した基礎を手に入れることができるようになりました。
ただし、ちゃんと造ることが前提となりますが、、、。
ということで、設計図と照らしながら3時間、網目の鉄筋群を検査してきました。
<奴らは土の中からやってくる!!>
防蟻防湿シート敷設及び捨てコン打設が完了しました。
日本の主なシロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリです。
基本シロアリは土の中に生息しており、そこから基礎に蟻道をつくり食とする木部へと向かってきます。
家が接する土からやってくる白アリ!
だからまず、土壌の防蟻対策は重要となります。
そこで長い年月効果のある防蟻シートを採用しました。
本日、製品の施工方法にもとづいて丁寧に敷き込んでいただきました。
ところで知ってますか?
白アリって蟻(黒アリ)の仲間と思いきやゴキブリの仲間です。
見た目は、よく蟻に似てますがね・・・
しかも白アリの天敵は、黒アリ!!!
黒アリは肉食で白アリを捕食します。
このことを知ると木造の家にとって、黒アリの見方が変わりますよね。
<家の安心は、地盤の安定から始まる!>
TM−houseの地業工事がスタートしました。
遣り方から根切、砕石敷込転圧工事が完了しました。
地業工事は、家の重量をしっかり受け止めてくれるよう地盤を締固める工事です。
すぐに見えなくなる工事部分ですが、家が傾かず安定して建ち続けるために最重要な工事です。
基礎業者さんにしっかり地盤を固めていただきました。
TM−houseの地鎮祭が行われました。
あいにくの曇り空の中でしたが、時折太陽が雲の合間から顔を出す様子は
この地が、祝福しているようなそんな縁起のいい祭典でした。
CM分離発注で建てられるTM-houseは、
今の主流であるすべてお任せ家づくりから
すべて参加していく家づくりです。
それはクライアントが
コストから物、過程、そして造る職人さんと直にふれていく
ものづくりの原点に回帰する家づくりです。
我が家の裏と表すべて知り、納得、満足そして安心を得る為に・・・。
これからご家族の想いのこもった家を無事完成するためにも、
クライアントと各専門業者、設計者の三者が一緒になり
着実丁寧に築いていきます。
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外部の形状、仕上げ及び外構の決定!これから実施設計へスタート!!
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クライアントと一緒に、細部にまでこだわりなら積み上げていく内部空間の打ち合わせ
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内外部ボリューム、形状の決定!