格子の家(in玉名)/House3T

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敷地面積:475.91u(約144坪)

 

申請延床面積: 123.67u(約38坪)

 

施工延床面積: 173.76u(約53坪)

 

主要構造:木造2階建て

 

竣工時期:H21年6月

 

みかん山の家0

 

 

プランの骨格

 

建設地は、みかん山を切り開かれた分譲地の一角です。北側は傾斜地になっています。その先にはみかん山が連なっており、視線の広がる素晴らしい眺望があります。南側には家々が連なって建っていますが、その棟を超えた先には、普賢岳が望めます。家づくりのスタートは、南北の眺望を十分に取り込むことを軸に計画しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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△  ファサード

 

南側外観です。格子は、防犯、暴風、視線から家族を守ります。

 

 

 

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△  アプローチ

関まで導くアプローチ空間です。左の楠は、神社の神木です。

 

 

 

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△  北側外観

北側は傾斜地になっており、田園風景とみかん山が連なる風景が眺望できます。

 

 

 

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△  格子

 

 

 

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△  玄関ポーチ

玄関ポーチには、良い風が抜ける心地よいスペースで居座れるようベンチを設けています。

 

 

 

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△  2Fステップフロア5から4、ベランダ、北側風景を望む

北側に向かってステップ5からステップ4を見下ろす。その先の開口部分の先にベランダがあり眺望を楽しみます。

 

 

 

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△  2Fステップフロア5から畳の間、ベランダを望む

南側向きの開口でその先にベランダを設けています。晴れた日には、隣家の棟を超えて普賢岳が望めます。

 

 

 

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△  2Fステップフロア5から畳の間

 

 

 

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△  畳の間下引き出し収納

 

 

 

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△  畳の間からロフト

 

 

 

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△  ロフトから畳の間を望む

フロア6はこの家も最も高い位置にあります。入り口は躙り口となっておりフロア5の畳の間から出入りします。

 

 

 

 

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△  ロフトから見下ろし、ステップフロア5,4,3を望む

ロア6より見下ろしたスキップフロアのフロア5・フロア4・フロア3です。真ん中に聳え立つ壁は、この土地で採取した赤土で塗られた左官オリジナル仕上げです。

 

 

 

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△  切妻天井

 

 

 

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△  フロア4を望む

フロア4にキッチや浴室、洗面脱衣室、便所など水廻り部分が設けています。

 

 

 

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△  ステップ階段

 

 

 

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△  ステップフロア4からキッチン、ロフトを望む

 

 

 

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△  キッチンよりステップフロア4を望む

 

 

 

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△  キッチンより便所、洗面脱衣室入口を望む

キッチンの先の開口は、左側に洗面脱衣室、右側は便所になります。

 

 

 

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△  洗面脱衣室

 

洗面台の鏡は、壁面鏡とし視覚的広がりを持たせています。

 

 

 

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△  浴室からみかん山風景を望む

 

 

 

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△  階段、ステップフロア3からステップフロア4、2を望む

 

 

 

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△  ステップフロア3

フロア3には腰掛ベンチを設けています。

 

 

 

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△  ステップフロア3

フロア3は間仕切ができるよう、2つのドアを設けています。

 

 

 

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△  玄関よりステップ階段を望む

 

 

 

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△  土壁(その地で採取した赤土での左官仕上げ)

 

 

 

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△  ステップフロア2

 

 

 

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△  ステップフロア2

 

 

 

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△  ステップフロア2からステップワン1(納戸)入口を望む

フロア2から納戸開口を望む。納戸は10帖の広さです。

 

 

 

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△  納戸

 

 

 

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△  模型

 

 

 

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家づくりのきっかけ・施主の要望

 

土地探しからのスタートでした。お施主さまは、ハウスメーカー、地場工務店など廻られていましたが納得いかず悩んだ末、当事務所にご相談でお越しになられました。お施主様は、大家族でご夫婦とお子様が5人の計7人の大家族となります。一番の要望は、予算の制限があるので、将来の生活スタイルの変化に対応できる家を設計してほしいでした。

 

 

 

 

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この事例の見どころや工夫したところ

 

建設地は、大家族ための十分なボリュームの住まい空間を建てることのできる土地の広さがあります。平屋であれ2階建てであれ、様々な可能でありますが、コストを考慮すると自ずと絞られてきます。そんな大家族の住まい空間の構成は、ワンルーム空間の中に6枚の床が互い違いに重なったスキップフロアの家です。特定の部屋名の空間を造らず、様々な居場所を将来の家族スタイルに合わせて決めていくような多目的性の高い構成にしました。この家の特徴的な格子は、防犯対策、台風対策、プライベート対策から格子の密度や形状を設置しています。例えば、格子の密度は防犯対策のため下の階にいくほど密になっています。

 

 

 

 

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事例の進み方

 

お施主様とのヒアリングの後、土地探しをスタートしました。いくつか候補のなか今回の建設地に決定しました。土地と建物の融資になりますので土地候補の段階から計画も同時に行いました。プランと設計料の内容に同意された段階で設計監理請負契約を交わしました。その後は具体的な打ち合わせの上約3か月後、設計図完了しました。その後2社施工業者に見積を依頼し、最終業者と設計事務所立ち合いのもと工事請負契約を交わしました。着工から約4か月後、完成引渡しが無事行われました。

 

 

 

 

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印象に残っていること

 

1階から2階天井まで聳え立つ赤土の左官塗り壁は、この土地から採取した土です。左官さんが徹夜で仕上げたオリジナルの壁です。

 

 

 

 

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