タッグサークル
住み手の想いを実現する
三位一体のタッグサークル
当事務所の枠を超えて、女性・主婦の想いをより細かく寄り添い、空間をかたちつくる骨格段階からアプローチし調整していくタッグサークルです。
※ タッグサークルは、お客様のご要望次第となります。あくまでも選択肢の一つです。
より住み手の想いに合った
より住み手のライフスタイルに合った
より住む手の土地の環境に合った
安全・快適・豊かな住まい空間を目指すため
より細やかに寄り添い、追及し、理想の家を実現する当事務所の設計スタイルです。
三位一体スタイルの考え
施主の皆様がより満足していただける住まいづくりを提供したいと考える中で、常に大切にしていることは、「お施主様との共通認識」です。
その中で、家の設計に関して、どの様なお客様の想いも実現できるノウハウを持ち合わせているとしても超えられない壁があります。
それは性別です。
家というのは、住まい空間が快適、安全、豊か・・・といってもその感じ方は人それぞれ違います。
例えば、暑い、寒いといっても人それぞれ全く違います。
明るい、暗いも人それぞれ違います。
ましてや男性の僕が、女性の方の感覚がわかるなど思い上がりも甚だしいことです。
満足する家というのは、突き詰めると住人の感覚に合っているかだと思います。
あるお施主様のご厚意で見学会をさせていただいたとき、来場者がご夫婦の場合、よく拝見する風景があります。
それは、ご主人は部屋広さや天井の高さ、開口の大きさやそこから見える風景など空間全体を意識して見て回られます。
それに対し奥様は、キッチンやトイレ、浴室、収納、取手、仕上げなど生活する上での勝手を中心に見て回られます。
そのように、男性に見える風景と女性の見える風景は違うことがよくわかります。
そんな意識や感覚を大切に家づくりとなると、やはり設計するうえで性別の壁は非常に重要と考えるようになりました。
そこで、私自身に以下の三つの条件を課し、連携協力関係のインテリアコーディネーターの方と提携しました。
実践してみて
〜実践した家(シェアハウスのような家)〜
このスタイルで「シェアハウスのような家」を実践しました。
実践の中の一例として収納スペースの検討内容を上げてみます。
「具体的にどんな物を収めるのか?」
「出し入れの頻度は?」
「どのくらいボリュームの収納なのか?」
「どんな間仕切りするのか?」
「棚の大きさは?」
「固定?」
「可動?」
「一か所にまとめず、適所に分散?」
「どの位置に?」
「コンセントはいる?」
など等・・・
収納スペースだけでも、突き詰めると多くの検討要素が出てきます。
また収納や物置に関しての詳細のこだわりは、これまでの経験から男性よりも女性の方が断然多いです。
そのことを踏まえ、
「住人の感覚」のアプローチを逃さないために、ご要望される内容を感じ取り、細やかに提案できる女性のコーディネーターの方を交えて、空間の骨格段階から検討、調整していく三位一体のタッグサークルで効果を上げていきました。
結果、漠然とした収納のボリュームで決めていくのではなく、お施主様の家に合った無駄のない収納となり、かゆいところに手が届く便利さ、住まい空間全体が きれいに整える快適さを実生活で体感されておられます。
このように収納一つ取ってみても、住人の感覚に合った満足度の上がる収納は、住まい空間全体の感覚へと広がることとなりました。
部門分けしない
計画から始まり引き渡しまで続く
タッグサークル
家づくりは、お施主様と素晴らしい設計をすることが目標ではありません。
お施主の理想の家が無事完成することこそ目標です。
家を建てるとは、多くの業種がかかわって同じ目標に向かって完成していきます。
その軸となるのは、設計図となります。
しかしながら、設計図だけではすべての計画の想いを伝えることは難しいです。
お施主様の理想の家の実現を可能にするためには、計画スタートから完成引渡しするまで共通認識を持つ三者がタッグを組んで関わること、伝えることこそ絶対条件になります。
この三位一体のタッグサークルは、プランを計画する創るから具現化する造るへと流れる家づくりに、より想いをのせていくサークルとなります。