基本業務の流れ
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U:設計監理料に付いて
法令の諸条件の調査T:設計監理業務の流れ
1:お問合せ
◆まずはお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご連絡ください。
◆建物にかかわる疑問や不明な点、何から始めてよいのか・・・など、決まっていない段階でもご相談ください。
◆また土地が決まっていない場合は、土地探しや所有土地又予定土地を見てのアドバイスもお手伝いできますのでお申し出ください。
◆お客様のご相談内容を事前に把握するためにもお問合せフォームにご協力して頂ければ幸いです。
◆お問合せを受けしましたら、お客様との面談にご都合のよろしい場所、日時を決めさせて頂きます。
◆◆◆お問い合わせはこちらから◆◆◆
※当事務所はプライベートポリシーを厳守しており、営業行為等は一切ございません
2:ヒアリング(1回目:ご相談)
◆お客様のお問合せフォーム等をもとに、相談内容の話しを進めていきますので、お客様のご要望や疑問等をリラックスしながらお聞かせください
◆候補地など土地の資料等をお持ちである場合は、ご持参ください。
◆当事務所の業務内容やその流れなどを説明させて頂きます
◆ご説明したうえでファーストプランの依頼に前向きなお考えがございましたら、ファーストプラン作成のご説明と次回ヒアリングでより具体的なお客様のご要望を把握するためにヒアリングシートをお渡しいたします
◆またお客様のご相談内容でご回答出来なかった事柄は、一度当事務所で整理し次回ヒアリングまでにご報告致します
3:ヒアリング(2回目)
◆ヒアリングシートをもとに具体的な確認を致します
◆前回ヒアリングの相談で、保留した内容の回答の報告や考察をお話いたします
4:ファーストプラン作成(1か月程度)
<内容>
<提案書一式>
<例:現地調査の場合>
◆家づくりのヒントは敷地から学ぶことが多々ありますので、敷地には何回か足を運びます。
◆そのうえで要望と種々の条件をもとに風と光に包まれた「かたち」を作成していきます。
5:プレゼンテーション
◆計画案をわかりやすく説明します。
◆ファーストプランは、これから具体的肉付けするための大切な骨格となります。
◆特に光・風・周辺環境との関係性の多くは、ここでおおむね決まります。
◆ファーストプランは、数回の話し合いでの計画なので認識のすれ違いもあります。
◆そのため大きな方向性にご同意なされた場合は、何回かの修正案と打ち合わせを経てプランを決定していきます。
◆ご契約後は、インテリアコーディネーター踏まえ、タッグサークルで具体的話し合いを重ねていきます。
※ タッグサークルは、お客様のご要望次第となります。あくまでも選択肢の一つです。
タッグサークルの解説は下のサークル図より▼▼▼
◆タッグサークルの中で、希望要項や省エネ環境、家族スタイル、コスト面など共有認識が高くなり、結果、お客様の満足いくプランになっていきます。
6:設計監理契約
◆プレゼンテーションの提案内容及び報酬料をご納得し、家づくりのパートナーとするご判断をしていただけましたら、建築設計・監理業務委託契約を取り交わさせていただきます。
◆契約に先立って 「省エネ住宅設計に関する説明とお施主さまの意思確認」*1と「重要事項説明書」の説明をさせていただきます。
*1・・・地球温暖化対策の一環とする建築物における温室効果ガス削減のための改正建築物省エネ法が2021年4月より施行
◆契約内容
・建築設計・監理業務委託契約書(四会連合協定)
・重要事項説明書
・省エネ住宅設計に関する説明と施主さまの意識確認
7:基本設計(2カ月程度)
◆基本設計開始からインテリアコーディネーター踏まえ、タッグサークルで具体的話し合いを重ねていきます。
※ タッグサークルは、お客様のご要望次第となります。あくまでも任意です。
タッグサークルの解説は下のサークル図より▼▼▼
◆ファーストプランを踏まえ、さらに打ち合わせを重ね、プラン・外観・設備・仕上げなどを検討し、基本的な計画をまとめた「基本設計図」の作成を行います。
◆またショールームを一通り見学し、設備機器等を検討します。
◆基本設計段階で提出する主な図面は、仕上表・配置図・平面図・立面図・断面図です。
8:実施設計(1カ月程度)
◆続けて予算との兼ね合いやインテリアのイメージも固めながら詳しい内容を決定していき実施設計図書を作成します。
◆実施設計図書の提出する主な図面は、基本設計図面に加えて仕様書・詳細図・外構図・建具表・展開図・構造図・電気・換気・給排水設備図等です。
9:見積徴収・調整
◆実施設計図書が完成したら、施工業者にて見積を依頼します。
◆工務店など何社かに見積りを依頼して競争入札を行うのが一般的です。1社に絞って見積りをして頂く場合もあります。
◆施工業者の選定は、価格、実績、技術力を総合的に判断して決定していきます。
◆施工業者選定の時の見積書のチェックや助言等を行います。
◆ここで予定金額がオーバーしている場合は減額案を考えなければなりません。
◆当事務所では、ご相談しながら次の5点(おおまかですが)に振り分けて決めていきます。
◆上記のことをコストパフォーマンスの考えをもとにメリハリをつけて細かく行い予定金額へと近づけます。
10:地盤調査
◆地盤の状態により基礎の種類や地盤改良の必要性(コストにも大きく関わってきます。)を知るため地盤調査を行います。(調査費は別途料金です。)
◆例えば木造戸建住宅の場合は、一般的に簡易式のスウェーデン式サウンディング試験を行い3万円程度です。
11:確認申請
◆建てる前には役所等に建物の確認申請書および設計図書を提出し、確認済証を受領しなければなりません。
◆当事務所で申請作成・手続きを行います。
※別途:指定機関への確認申請手数料
(例:床面積100m2超〜 300m2以下・・・24,000円)
12:施工会社との工事契約
◆ご納得できる内容になりましたら当事務所が立ち会い、施工会社と建て主さまとの間で工事請負契約を結びます。
13:工事監理
◆施工業者と工事請負契約を結んで頂いてから工事に着手します。
◆工事が設計図通りに、正しい施工方法で造られているのか確認をするため、通常週1回、現場定例打合せで現場監督や職人と打ち合わせを行い、工程表・施工図・仕上見本等の検討、承認をします。また要所でクライアントにも現場確認をしてもらいます。
◆工事監理期間中及び管理完了時に、監理報告書を提出して監理状況の説明をします。
◆工事監理とは「工事を依頼するあなた」の立場に立って工事を把握し、手抜き工事を見逃さず、 建物のクオリティを保つ為の業務です。
14:竣工・引 渡
◆行政庁の検査、施工者による自主検査、設計監理者の検査、お施主さまの検査による竣工検査を経て施工業者より建物を引き渡されます。
15:メンテナンス
◆竣工1年後の検査で不都合がないかクライアント、施工者、設計者の立会いのもと確認して調整などしてもらいます。
U:設計管理料について
イ)設計監理料の算出方法の概要
◆当事務所の設計監理報酬の算定方法は、総工事費からではなく計画床面積をもとに算出させていただいております。
◆その理由は、床面積が大きくなればそれだけ描く図面や作業が多くなるというシンプルな考え方からです。
◆また総工事費による算定では、同じ床面積でも仕様グレード次第で工事金額が大きく変わることがよくあります。その工事金額での業務算定方法には、お互いの認識のズレが生じることになります。
◆それらのズレを解消するため床面積をベースに算定させていただきます。
ロ)設計監理料の目安
◆建築の用途・構造種別(木造・特殊木造・3階木造・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造))・プラン難易度等により調整させていただきます
※構造[特殊木造・3階木造・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)]の場合、構造設計会社に依頼することになります。その際、別途料金となり工事費の1.5%〜2%程度が目安です。
※お客様にご提示する際は、詳細な内訳を含めたお見積りをご提示させて頂きます。
ハ)設計監理料に含まれる業務と成果物
二)別途必要となる費用
支払い(確認申請・完了検査)
地盤調査会社への支払い
設計監理契約+工事請負契約
司法書士・土地家屋調査士への支払い
民間審査機関への支払い
構造設計会社への支払い
(S造・RC造・特殊木造の場合)
地盤改良会社への支払い
測量会社への支払い(測量図がない場合)
神主さんへの支払い